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とらとら日記

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2006年 02月 22日

R-1 2006の感想

今日録画していたR-1を見終わったので軽く感想など。




・友近
いつも通り。個人的には好きだけど、大会で勝てるネタでは絶対にないですね。
ダンカンのコメントで自分のやりたいことをやってるというのがすごく的確だと思います。
にしても、終わりがはっきりしなかったのは誰のせいなんだろ?本人?演出?

・バカリズム
う~ん。なんかよくわからんけど笑える系?といえばいいのか、確かに笑ったけどこういう
系統のネタは評価されすぎるような気もします。あとで思い返して、そんなに面白かったか?
という気分になりました。

・中山功太
去年と同じDJモンブランで。う~ん、どうしてだろう。もっともっと面白くなりそうなのに、細か
い笑いは続くんだけど大きな笑いを取れるところはなかったと。こぶ平(正蔵だけど)のコメ
ントがこぶ平のくせに的確でしたね。

・キャプテン☆ボンバー
期待してなかったわりには意外と面白かったという感じ。キャラ的にも一人300点台だった
というのは逆においしいんじゃないかと。でも勝ち上がってきちゃいけないよなぁ。

・あべこうじ
すごく組み立ての上手いネタ。ただだからこそ必ずウィンナーに話が戻ることがわかるので
そこがちょっと惜しかったかなと。ネタとしての完成度はすごく高くて面白かったけど、今回
はちょっと相手が悪かったですね。

・浅越ゴエ
たんたんと。これまでの蓄積で完成した形をそのまま完成された形で出された感じ。
つか過去の優勝者は出れなくしていいんじゃないの?面白いけど、同じ形のネタで二度も
優勝されたら大会の意義もへったくれもないと思うんだけど。

・岸学
前半の滑らかさが最後まで続けばもちっと順位あがったんじゃないかと。もったいない。
途中のアレはネタ忘れたんだろうと思ってたけど、他のブログ見てるとそうじゃないそうで。
本来コンビの芸人さんだから、その辺が甘かったのかもしれません。
単発のネタとしては200キロがこの日一番面白かったです。

・博多華丸
今回のトリで大差の優勝を飾ったのがこの福岡の星、華丸大吉の華丸です。博多華丸と
か言われてもピンとこないので華丸で。
きちっとネタの流れを考えて、徐々に盛り上げて最後のアタックNo1で山場を作る。やっ
ぱこういう流れのほうが印象が強くなりますね。ネタもただモノマネに頼るのではなく、上手
く絡み合わせて文句なしのデキでした。
でもやっぱ博多弁はいらんと思うよ。福岡ネタならいいけどそうじゃないネタでは博多弁に
違和感を感じることはあってもそれを面白いと思うことはないんで。今回それをハッキリ
感じました。

全体的に感じたこと。
面白かったのは面白かったけど何か物足りない原因、それはたぶん出場者が普段の力を
普段通りにしか出していなかったから、かなと思いました。
決勝までくる芸人なんだからそりゃちゃんと実力はある人達です。よくテレビで見る人もいま
す。その人たちがいつもテレビで見せる通りのことをいつも通りそつなくこなしていたなと。
でもこれは仮にもピン芸人日本一を決める大会なんです。
今年は頂点に立ってやる!という意気込みは誰からも感じませんでした。
こないだのM-1で品川庄司や麒麟が見せた過剰ともとれる気合とテンションを、誰か一人
でも見たかったなぁと。
まぁ出場資格がユルすぎるので、あんまし緊張感もでないでしょうねぇ。

あと去年も見てて思ったけど、何故かR-1決勝って基本的に「すべる空気」なんだよなぁ。
会場はもっと簡単に笑って芸人さんを気分よくさせてあげればいいのに、と思います。

書いてて最後に思い出した。今日のどの芸人よりも、正月に見たホリケンの一人ネタの
ほうがわけわからなさすぎて面白かったよ(^^;

by sin_z | 2006-02-22 23:00 | お笑い


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